事業再生士補(ATP)の資格取得に向けた勉強を始めました。

TAC採点講師を辞めた後、講座受講申し込みで久しぶりにTACに行きましたが、津田沼校はイオンに移転して、天井が高く綺麗になっていました。
水道橋校も移転しましたね。
税理士として日々お客様と向き合う中で、なぜ今このタイミングで事業再生の世界に足を踏み入れようと思ったのか。今日はその想いをお話しできればと思います。
目次
経済の「変わり目」を感じて
最近の日本経済は、大きな転換点に差しかかっているように感じています。
なかなか収まらない円安、じわじわと上がるエネルギーや原材料のコスト、そして賃上げへの期待と重圧。これらが複雑に絡み合い、物価は上がるのに経済は伸び悩むという、いわゆる「スタグフレーション」のような状況に向かっていく可能性を感じています。
こう書くと暗い話に聞こえるかもしれませんが、私はこの変化をむしろチャンスとして捉えたいと思っています。環境が厳しくなるということは、専門家の出番が増えるということでもある。だからこそ今のうちに、しっかり備えておきたいと考えました。
日本企業には、まだまだ可能性がある
「事業再生」や「ターンアラウンド」という言葉には、どこか後ろ向きな印象があるかもしれません。経営に行き詰まった会社を立て直す、というイメージが強いからでしょう。
しかし実際には、日本には素晴らしい技術やノウハウ、優秀な人材を持ちながら、時代の変化や外部環境の影響で苦しんでいる会社がたくさんあります。そうした会社が適切なサポートを受けることで、もう一度輝きを取り戻せる。それが事業再生の本当の姿だと思っています。
税理士として多くの決算書を見てきましたが、数字の向こうには必ず「人」がいます。経営者の想い、社員の暮らし、取引先との信頼関係。事業再生とは、そうした大切なものを守りながら、会社を新しいステージへ導いていく仕事です。
専門家として、もっと役に立ちたい
税理士の仕事は、税金の計算や申告書の作成だけではありません。お客様の事業を一緒に見守り、いざというときに頼れる存在でありたい。そう思っています。
事業再生の知識を身につけることで、普段の経営サポートから、万が一のときの立て直し支援まで、より幅広くお客様の力になれるはずです。
もちろん、資格を取ったからといってすぐに何かが劇的に変わるわけではありません。しかし、学ぶ過程で得られる視点や考え方は、きっと日々の仕事にも活きてくると信じています。
明るい未来に向けて
これからの時代、変化に対応できる力がますます重要になっていきます。新しい分野への挑戦には緊張もありますが、それ以上にワクワクする気持ちが大きいです。
厳しい時代だからこそ、専門家として何ができるかを考え、準備を怠らない。そして、困難な状況にある会社が再び立ち上がるお手伝いができれば、これほどやりがいのある仕事はないと思っています。
