NPO法人 司法過疎サポートネットワークの一員として、5/18〜21で八丈島へ行ってきました。
NPOでは、弁護士・司法書士・公証人・税理士で定期的に伊豆諸島・小笠原を訪問して、法律・税金に関するご相談をボランティアでお受けしています。
伊豆諸島や小笠原の島民の方は、誰かに相談したくても、相談できる場所が限られています。本土に行くにも船や飛行機を使う必要があり、時間もコストもかかります。
弁護士・司法書士・税理士が定期的に訪島することで、そういった方をサポートしています。
私自身、NPOの方達の働きぶりを間近で拝見することで得られるものが大きいため、活動に積極的に参加しています。
税理士は、どうしても一人で仕事をする機会が多く、視野が狭くなりがちです。他士業の弁護士や司法書士のかたと一緒に仕事をすることで、自分に足りない考えかたや知識を吸収することができ、ありがたいと思っています。
今回、八丈島を初めて訪問しました。あいにくの天気にもかかわらず、相談会には大勢のかたに来て頂きました。「話せてよかった」と、相談者のかたが笑顔で帰っていかれるのがとても嬉しく、やりがいがあります。
夜は島の美味しい料理を頂きました。八丈島名物、くさやも頂きました。島の料理は、この活動の楽しみの一つです。
八丈島は火山島なので、溶岩が海で冷やされて作られた、断崖絶壁の海岸が特徴的でした。
八丈島航路の船は橘丸です。黄色い船体が特徴で、遠くから見ても橘丸だとすぐにわかります。船体にはフィンスタビライザーが装着されていて、揺れを防止し、安定した航行が可能です。
船の上から、海を眺めながら本や資料を読むひとときが楽しいです。
いい旅でした。また来ます。
