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Amazon Businessのfreee API連携が素晴らしい

業務カイゼン
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事業主の皆さん、Amazon Business使っていますか?

先日まで私は、Amazon PrimeアカウントとAmazon Businessアカウントの2つのアカウントを使い分ける意味は無いと思い、Amazon Businessはスルーしていました。

7/26のfreee Advisor Day 2023にAmazon Businessがブースを出していて、色々とお話を伺い、Amazon Businessアカウントを使うメリットがあると思いましたので、Amazon Businessアカウントを作成・活用するようになりました。

特に、freeeのAmazon BusinessアカウントAPI連携を使用してみて、「これはいいものだ」と思いましたので、ご紹介します。

Amazon Businessって何?

Amazon Businesは、Amazonの法人向けサービスです。法人向けとありますが、個人事業主も使用可能です。

Amazonがやってるアスクル、というと、わかりやすいでしょうか。

Amazonビジネス|法人・個人事業主様向け通販サービス
Amazonビジネスは、Amazonの幅広い品揃えや利便性、価値などを、企業の購買活動向上につながるさまざまな機能と組み合わせたサービスです。

Amazon Businessはビジネス向けサービスなので、個人向けのAmazonとは、売っている商品やサービスも少し違います。Amazon Businessはビジネス向け商品中心の品揃えとなっていて、Amazon MusicやPrime Video等のサービスもありません。

Amazon Businessのメリット・デメリット

中小事業者がAmazon Businessを使う際の主なメリットは、

  • 同じ商品でも、個人用Amazonよりも若干安いものがある
  • まとめ買いすると割引になる商品がある(オフィス用品など)
  • ビジネス向け機能がある(インボイス発行・適格請求書発行事業者ではない業者についてアラートを出す機能・購買の申請承認機能・請求書払い等)
  • freeeとAPI連携できる

だと思います。

逆にデメリットとしては、

  • 個人用AmazonアカウントとAmazon Businessアカウントでポイント共通化ができない
  • 個人用Amazonでは売っているのに、Amazon Businessには売っていないものがある

が挙げられます。

Amazon Businessの年会費

Amazon Businessにはプランがいくつかあり、それぞれ機能によって年会費が異なります。

  • 購買分析や購入制限といったビジネス向けの機能が不要で
  • 既に個人用のAmazon Prime会員になっている

のであれば、年会費無料Amazon Businessプライム Duoという最小プランが使用できます。

私はAmazon Prime会員なので、Amazon Businessプライム Duoアカウントを作りました。

Businessプライム
すべてのユーザーでBusinessプライムを. お客様のビジネスアカウントのすべてのユーザーが無料お急ぎ便、お届け日時指定便をいつでも使い放題。

Amazon Businessのfreee API連携が素晴らしい

freeeには、

  • 個人用Amazonアカウントとの連携機能
  • Amazon Businessアカウントとの連携機能

があり、注文情報を会計データに取り込む事ができます。ただし、freeeの個人用Amazonアカウント連携とAmazon Businessアカウント連携は、全く別物です。

私は、個人用のAmazon PrimeアカウントもAmazon Businessアカウントも、両方freeeに連携していますが、Amazon Businessアカウント連携を使うと楽なので、仕事用の購入はなるべくAmazon Businessアカウントで行うようにしています。

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◯ 個人用Amazonアカウント連携の動作

通常、個人用Amazonアカウントで注文する時は、複数商品を1つの注文で購入していると思います。これをfreeeに取り込むと、複数商品が1つの取引・1つの金額として取り込まれてしまいます。

たとえば、下記のように、仕事用の消耗品と私物をまとめて注文した場合、

これをfreeeに連携する際、「自動で経理」画面で、下記のように、いちいち手動で勘定科目に行を追加して、Amazonの注文履歴を見ながら、金額を消耗品費と事業主貸勘定に振り分けて手動入力する必要があります。

Amazonの注文履歴を取り込むのは自動ですが、freee上で仕訳化するには手作業が必要で、結構な手間になります。

◯ Amazon Businessアカウント連携の動作

Amazon Businessアカウントの注文履歴をfreeeに取り込む場合は、購入した商品ごとに明細を作成してくれます。

たとえば、下記のように、仕事用の消耗品と書籍を複数購入した注文の場合、

freeeの「自動で経理」で、自動的に商品毎に分解して、勘定科目を推測してくれます。購入時に使ったAmazonポイントも、自動的に各商品に振り分けてくれます。ラクラクです。

個人用Amazonアカウント連携機能のように、行を追加ボタンを連打する必要は無く、Amazonの注文履歴を見ながら金額を手動で振り分ける必要もありません。すごく楽です。

freeeを使っているなら、Amazon Businessアカウントは一考の価値ありです

freeeを使っていて既にAmazon Prime会員の人は、Amazon Businessプライム Duoアカウントであれば無料で作成できるので、試してみてはいかがでしょうか。

Amazon Businessアカウント開設には、自分がビジネスを行っている証拠書類をAmazonに提出し、Amazonの審査をパスする必要があります。個人事業主であれば、税務署に提出した開業届でOKです。

弊事務所では、10年超のシステムエンジニア経験を活かし、顧問先向けサービスとして、クラウドサービスを中心に組み合わせたDX化支援をご提供しています。今の業務をカイゼンできないだろうか、とお考えの社長様がいらっしゃいましたら、お気軽にご相談ください。

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